個人向け(リテール)銀行部門ではフランスで首位。保険業務にも力を入れている(クレディ・アグリコル・アシュアランス)。アセット・マネジメントについては、2004年に提携したワファバンクへグループ行(Crédit du Maroc)の事業を売却した。以降、ワファバンクはCFAフラン圏の尖兵である。
旧インドスエズ銀行(現在はCA-CIBの一部)や旧クレディ・リヨネ(1999年に民営化、現LCL)などを買収して拡大してきている。現在は傘下に投資銀行のクレディ・アグリコル・CIB(CA-CIB)、主にリテール部門を担当するLCL(投資銀行部門はCA-CIBに統合した)などを持つ。CIB は証券業務で法人向け営業(ホールセール)を担っている。
フランス国内各地で総合金融サービスを提供する39の地域金庫(Caisses Regionale)が中間持株会社SAS Rue La Boétie を通して上場持株会社を50%超保有する。その一方で、上場持株会社は各地域金庫の25から29.3%を直接に保有する。金融商品の開発は上場持株会社が指揮をとる。地域金庫が集めた資金の大部分が上場持株会社で集中管理される。2011年12月から、地域金庫の裁量で運用している分は、価格下落を地域金庫が保証している。持株会社役員の過半数を地域金庫の代表者が占めるが、地域金庫はグループ総収益の1/4をあげるにとどまっている。持株会社は地域金庫の監査をするが、地域金庫から監査を受けない。
中間持株会社以外の参加者は全て外部株主であり、そのほとんどは機関投資家である。2017年12月現在、まずヴァンガード(The Vanguard Group)、その次にフランクリン・テンプルトン・インベストメンツがミューチュアル・ファンドからの主要株主である。CCDVTを創設した旧パリ証券取引所(ユーロネクスト・パリ)に上場し、CAC 40採用銘柄の一つとして資本調達している。
クレディ・アグリコル自身も機関投資家である。元農業系金融機関として、わずかながら日本の農林中央金庫との資本関係もあり、またりそな銀行への資本出資も行っている。ペリエ買収事件のときはエクソールの主要株主であった。Espírito Santo Financial Group を支配下に、ルクセンブルクを通じて世界へ事業を展開している。投信運用業者としても国内最大手。
SWIFTコード | AGRIFRPP |
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銀行店名 | CREDIT AGRICOLE S.A. |
本店住所 | 12 Place des États Unis, 92120 Montrouge |
店コード | XXX |
店名 | CREDIT AGRICOLE |
所在地 | MONTROUGE |